Xena Thor-400G-7S-1P

Xena Thor-400G-7S-1P
IP系 試験・測定・監視・検証機
1モジュールで、7種のメディアレートに対応・400G/200G/100G/50G/40G/25G/10Gbps テストモジュール
Xena Thor-400G-7S-1P は、QSFP-DDメディアI/Fを1つ、QSFP56/QSFP28/QSFP+メディアI/Fを2つ実装し、7種類のメディアレート(400G/200G/100G/50G/40G/25G/10G)に対応した画期的なテストモジュールです。
特徴
- 400G/200G/100G/50G/40G/25G/10G テストモジュール
- ポート単価で抜群のコストパフォーマンスを実現
- 4種類のメディアI/Fに対応(QSFP-DD/QSFP56/QSFP28/QSFP+)
- 7種類のメディアスピードに対応 (400Gx1, 200Gx2, 100Gx4, 50Gx8, 40Gx2, 25Gx8, 10Gx8)
- アイダイアグラム機能
- ハードウェア1年保証、ソフトウエア3年間無償アップグレード
ユニークなアイダイアグラム機能
Xena Thor-400G-7S-1P は、アイダイアグラムと呼ばれるユニークな信号品質解析機能を包含しています。QSFP28/QSFP+ポートを使用する際、“Advanced PHY Features”と呼ばれる追加パネルが、ValkyrieManager ソフトウエアの主画面の’Resource Properties’ タブに現れます。このパネルは物理レベルに於いて、4x10G又は4x25Gリンクに関連した4つの受信SerDesに対する制御及びモニタを行います。
またビットエラーレート(BER)アイダイアグラムの作成や、水平BERカーブからリンクBERの評価、及び送受信方向のPHYチューニングの管理を行えます。
仕組み
BERアイダイアグラムは、RXを平衡化した後、信号品質の直接的な視覚化を提供します。アイダイアグラムはPHYのステップバイステップにより得られたサンプリングポイントから時間軸(標本化遅延)と振幅軸(0/1閾値設定による)を変化させる事で生成されます。
各サンプリングポイント(X,Y)は、100万ビットが測定され、ビットエラーの数がカウントされ、簡単な境界がBERに与えられます。
ダイヤグラムの見方
カラーマップは、各ポイントに於ける測定された、100万(最高赤)から0(黒)のビットエラーレートを示します。色のスケールはログ分布を取ります。より高い分解能は、より鮮明なダイアグラムを与え、X、Yのより高い値は、水平、垂直バスタブカーブの評価により高い精度を、各々に与えます。
アイデータテーブルは、幅や高さ、ジッターなどアイパターンが持つ、幾つかのパラメーターの評価手法を提供します。近日のリリースで水平バスタブカーブに基づいたリンクBER評価に対応予定です。
ジェネレートポート仕様 | |
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対応メディアスピード |
QSFP-DD : 400G, 200G, 100G, 50G, 40G, 25G, 10G Ethernet QSFP56 : 200G, 100G, 50G, 40G, 25G, 10G Ethernet QSFP28 : 100G, 50G, 40G, 25G, 10G Ethernet QSFP+ : 40G, 10G Ethernet |
テストポート数 |
QSFP-DD : 400Gx1, 200Gx1, 100Gx4, 50Gx8, 40Gx2, 25Gx8, 10Gx8 QSFP56 : 200Gx2, 100Gx4, 50Gx8, 40Gx2, 25Gx8, 10Gx8 QSFP28 : 100Gx2, 50Gx4, 40Gx2, 25Gx8, 10Gx8 QSFP+ : 40Gx2, 10Gx8 |
インターフェースオプション |
QSFP-DDケージ
QSFP56ケージ
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オートネゴシエーション、リンクトレーニング機能 |
IEEE 802.3 Clause 73, Auto-negotiation(*近日対応) IEEE 802.3 Clause 72, Lunk training 準拠 |
Forward Error Correction (FEC) |
RS-FEC (Reed Solomon) FEC, IEEE 802.3 Clause 119(200/400GE) RS-FEC (Reed Solomon) FEC, IEEE 802.3 Clause 91(100GE) RS-FEC (Reed Solomon) FEC, IEEE 802.3 Clause 134(50GE 802.3cd)(*近日対応) RS-FEC (Reed Solomon) FEC, IEEE 802.3 Clause 108(25GE) RS-FEC (Reed Solomon) FEC, 25/50G Ethernet Consortium(25/50GE) BASE-R (Fire code) FEC, IEEE 802.3 Clause 74(10/40/25/50/100GE)(*近日対応) 準拠 |
トランシーバ数 | QSFP-DD/QSFP56/QSFP28/QSFP+ x1 QSFP56/QSFP28/QSFP+ x1 |
ポート統計機能(*1) | リングステート、FCSエラー、ポーズフレーム、ARP/PING、エラー挿入、トレーニングパケット |
IFG | 16~56byte(デフォルト20byte: 8Bプリアンブル(SFDを含む)+12B IFG) |
送信ラインレート | アイドルギャップを強制する事で透過的に-1,000ppm(-10ppm単位)までラインレートを調整可能 |
送信ラインクロック | -400~400ppm(0.001ppmステップ)の範囲で調整可能(全ポート共通) |
ARP/PING | ポート毎にIP,MACアドレスを設定可能 |
フィールドアップグレード | FPGAファームウエア、操作用ソフトウエア共に完全対応 |
ヒストグラム統計 (*1) | ポート毎の2つのリアルタイムヒストグラム。各ヒストグラムはRX/TXパケット長、 全トラフィック、または特定のトラフィックに対する遅延分布。フィルター機能を提供 |
TXディスエーブル機能 | TXポートのリンクのみ無効にする事が可能 |
IGMPv2マルチキャストJoin/Leave機能 | IGMPv2マルチキャストクラインアントJoin/Leave機能。 連続したJoin/Leaveが可能。 またそれらのインターバル設定が可能 |
ループバックモード |
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発信器特性 |
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400/200/100/50/40/25GE フレームPRBとPCSレイヤ | |
ペイロードテストパターン | PRBS 2^31 |
エラー挿入 | マニュアル挿入(ビットエラーまたはバーストエラー)、自動エラー挿入 |
フレームサイズ及びヘッダー | 固定長56~9200byte。L2~L4ヘッダー適用可能 |
アラーム | パターンロス、閾値によるビットエラーレート |
エラー解析 | ビットエラー:秒、カウント、レート ミスマッチʻ0ʼorʻ1ʼ:秒、カウント、レート ビットエラーイベント時のログ及び解析 |
PCSバーチャルレーン構成 | ユーザ定義のTxバーチャルレーン毎のスキュー挿入、RX PCSバーチャルレーン 再配置機能のテストの為のユーザ定義バーチャルレーンSerDesマップ機能 |
PCSバーチャルレーン統計 | 相対的なバーチャルレーンスキュー計測(2048bit迄)、同期ヘッダー及びPCSレーンメーカエラーカウンタ、同期ロスヘッダー、レーンメーカ、BIP8エラー、インジゲータ |
送信エンジン | |
ポート毎のストリーム数 | 256個(ワイヤスピード)。(*近日512個に拡張予定) |
ストリーム毎のテストペイロード挿入 | ワイヤスピードにて、タイムスタンプ、シーケンス番号、各ヘッダーでのFCSを包含したパケットを送出可能。 |
ストリーム統計 | TX Mbit/s、packets/s、パケット数、バイト数、FCS エラー、ポーズフレーム |
帯域幅プロファイル | バーストサイズ及び密度を定義。ユニフォームとバースト的な帯域幅プロファイルストリームは交互に配置が可能 |
フィールド変更機能 | 値の増加、減少、ランダム化が可能な16bitフィールド変更機能。各フィールド変更機能は、設定可能なビットマスク、繰り返し、最小、最大、ステップパラメータを包含。 ストリーム毎に8個のフィールド変換機能を使用可能。 |
パケット長制御 | パケット長の固定、ランダム、バタフライ、増長が可能。 パケット長は56byte~12288byteまで対応。 |
パケットペイロード | ユーザ定義の1~18byteパターン、8bitインクリメントパターンの繰り返し使用が可能 |
エラー発生 | アンダーサイズ(最小56byte)、オーバーサイズ(最大9200byte)パケット、シーケンス、 順番違い、ペイロード完全性、FCSエラー挿入 |
TXパケットヘッダー及びRXデコード機能 | Ethernet、Ethernet II、VLAN、ARP、IPv4、IPv6、UDP、TCP、LLC、SNAP、GTP、ICMP、RTP、RTCP、STP、MPLS、PBB、及びユーザー定義 |
パケットスケジュールモード |
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受信エンジン | |
ポート毎にトレース可能な ストリーム数 |
2016(ワイヤレート対応) |
受信パケット自動テスト ペイロード検知機能 |
リアルタイム統計、遅延、ロス、ペイロード完全性、シーケンスエラー、順番違い検査 |
ジッター計測 | MEF10に準拠したジッター(パケット遅延変動)計測。8ns確度32ストリームまで計測可能 |
ストリーム統計(*1) |
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遅延計測確度 | ±32 ns |
遅延計測分解能 | 8ns(遅延計測は校正可能であり、トランシーバモジュールからの遅延を除去可能) |
フィルター数: |
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フィルター統計(*1) | フィルタ毎:RX Mbit/s、パケット/s、パケット数、バイト数 |
キャプチャ | |
キャプチャ機能 | 全トラフィック、FCSエラー、フィルタマッチ |
キャプチャ スタート・ストップトリガ |
無し、FCSエラー、フィルタマッチ |
キャプチャ可能な パケットサイズ |
16~12288bytes |
ポート毎の キャプチャバッファサイズ |
384KB:400GE 192KB:200GE 96KB:100GE 48KB:50GE 48KB:40GE 32KB:25GE 16KB:10GE |
低速キャプチャバッファ | 4096パケット |
その他のPHY機能 | |
送信平衡制御(*近日対応) |
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信号完全性解析(*近日対応) |
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