Xena Odin-10G-3S-6P-CU

Xena-Odin-10G-3S-6P-CU

Xena Odin-10G-3S-6P-CU

 

Xena Odin-10G-3S-6P-CU は、3つの Ethernet メディアレート (10Gbps, 1Gbps, 100Mbps) に対応した ValkyrieBay/ ValkyrieCompact 用テストモジュールです。

Xena-Odin-10G-3S-6P-CU

特徴

  • 1モジュールでRJ45 I/Fを6ポート装備
  • 3つの Ethernet メディアレート (10Gbps, 1Gbps, 100Mbps)に対応
  • ハイコストパフォーマンス
  • 3年間のハードウェア保証・ソフトウェアアップデートサービスを提供
ポート仕様
対応メディアレート 10Gbps 1Gbps 100Mbps
テストポート数 6x 10GbE/ 1GbE/ 100MbE
インターフェースオプション
  • 6x 10GBASE-T (IEEE 802.3an)
  • 6x 1GBASE-T (IEEE 802.3ab)
  • 6x 100BASE-T (IEEE 802.3u)
ポート統計機能 リングステート、FCSエラー、ポーズフレーム、ARP/PING、エラー挿入、トレーニングパケット
フレーム間隔(IFG) 16~56byte(デフォルト20byte: 8Bプリアンブル(SFDを含む)+12B IFG)
送信ラインレート アイドルギャップを強制する事で実効ラインレートを-1,000ppm(-10ppm単位)まで調整可能
ARP/PING ポート毎にIP, MACアドレスを設定可能
フィールドアップグレード FPGAファームウエア、操作用ソフトウエア共に完全対応
ヒストグラム統計 ポート毎の2つのリアルタイムヒストグラム。各ヒストグラムはRX/TXパケット長、全トラフィック、または特定のトラフィックに対する遅延分布。フィルター機能を提供
TX無効機能 TXポートのリンクを無効にする事が可能
IGMPv2マルチキャスト機能 IGMPv2を用いたマルチキャストへの連続的な参加が可能。期間を変更できるインターバル設定付き
発振器特性
  • 初期精度3ppm
  • 周波数ドリフト(1年目以降+/-3ppm,15年以上+/-15ppm)
  • 温度安定性:+/- 20 ppm(システム安定性 +/- 35 ppm)
ループバックモード
  • L1RX2TX – RX-to-TX, RXで受信されたパケットをコピーしTXポートへ転送
  • L2RX2TX – RX-to-TX, RXで受信されたパケットの送信元と宛先のMACアドレスを入れ替えてTXポートへ転送(10GEのみ選択可能)
  • L3RX2TX – RX-to-TX, RXで受信されたパケットの送信元と宛先のMACアドレス・IPアドレスを入れ替えてTXポートへ転送(10GEのみ選択可能)
  • TXON2RX – TX-to-RX, TXポートから送信されるパケットをRXポートへも併せて転送
  • TXOFF2RX – TX-to-RX, TXポートから送信されるパケットを外部へは送信せずRXポートへ転送
  • Port-to-Port – 全てのパケットをモジュール内で隣接したポートに転送(400GEは選択不可)
送信エンジン
ポート毎のストリーム数 256個(ワイヤスピード)
ストリーム毎のテストペイロード挿入 ワイヤスピードにて、タイムスタンプ、シーケンス番号、各ヘッダーでのFCSを包含したパケットを送出可能。
ストリーム統計 TX Mbit/s、packets/s、パケット数、バイト数、FCS エラー、ポーズフレーム
帯域幅プロファイル バーストサイズ及び密度を定義。ユニフォームとバースト的な帯域幅プロファイルストリームは交互に配置が可能
フィールド変更機能 値の増加、減少、ランダム化が可能な16bitフィールド変更機能。各フィールド変更機能は、設定可能なビットマスク、繰り返し、最小、最大、ステップパラメータを包含。 ストリーム毎に8個のフィールド変換機能を使用可能。
パケット長制御 パケット長の固定、ランダム、バタフライ、増長が可能。 パケット長は56byte~16384byteまで対応。
パケットペイロード ユーザ定義の1~18byteパターン、8bitインクリメントパターンの繰り返し使用が可能
エラー生成 最小56byte最大16384byteのパケット長、シーケンス挿入、順番違い、ペイロード完全性、FCSエラーを生成可能
TXパケットヘッダー及びRXデコード機能 Ethernet、Ethernet II、VLAN、ARP、IPv4、IPv6、UDP、TCP、LLC、SNAP、GTP、ICMP、RTP、RTCP、STP、MPLS、PBB、及びユーザー定義
パケットスケジュールモード
  • Normal(ストリームインターリーブモード):標準スケジュールモード。高精度レート、パケットIFG変動が少々発生。
  • Strict Uniform:新スケジュールモード。100%均一のIFG。設定されたレートに対する偏差が少々発生。
  • Sequential packet scheduling(連続的ストリームスケジュール):ストリームが順番に連続して流れるようにスケジュール。ストリーム毎にパケット数を設定可能
  • Burst:ストリーム毎にバーストトラフィックを起こす。動作するストリームでのバーストはバーストグループを形成。ユーザーはバーストグループの開始から次のバーストグループの開始までの時間を指定。
受信エンジン
ポート毎にトレース可能なストリーム数 2016(ワイヤースピード)
受信パケットのテストペイロード自動検知機能 レイテンシ、ロス、ペイロード完全性、シーケンスエラー、順番違いのチェックや分析のリアルタイムな報告
ジッター計測 MEF10に準拠したジッター(パケット遅延変動)計測。8nsの確度で32ストリームまで計測可能
ストリーム統計
  • RX Mbit/s、パケット/s、パケット数、バイト数
  • ロス、ペイロード完全性エラー、シーケンスエラー、順番違い
  • 最小、最大、平均遅延
  • 最小、最大、平均ジッター
遅延計測確度 ±8 ns
遅延計測分解能 8 ns(遅延計測は校正可能であり、トランシーバモジュールからの遅延を除去可能)
フィルター数
  • 64bitパターンマッチ(オフセット、ビットマスク機能を含む) x3
  • フレーム長比較(短、長、比較) x3
  • パターンマッチ、パケット長を 要素に’AND/OR’を用いて表現したユーザ定義フィルタ x3
フィルター統計 フィルタ毎:RX Mbit/s、パケット/s、パケット数、バイト数
キャプチャ
キャプチャ機能 テストペイロードを除く全トラフィック、FCSエラー、フィルタマッチ
キャプチャ スタート・ストップトリガ 無し、FCSエラー、フィルタマッチ
キャプチャ可能な パケットサイズ 16~16384bytes
ポート毎の キャプチャバッファサイズ 64KB
低速キャプチャバッファ 4096パケット