SwiftWing 捕右衛門 ST2110

SwiftWing 捕右衛門 ST2110

Media Over IP

 

本製品は、ST 2110およびST 2022-7に特化したリアルタイム解析ソリューションです。ネットワークに一切影響を与えることなく、メディアI/F(10G~100Gポート)に流れるトラフィックを常時監視し、映像・音声・ANC、遅延間の位相関係、各ストリームの遅延、パケットロス、順序入れ替わり等のモニタをリアルタイムで提供します。また、使用や検知を行っているPTPクロックとのセッションの状況を模式図と共に提供します。

さらに、パケットロス等の異常を検知した場合、発生箇所をワンクリックすることで、システムに接続されたSirius(Anchor)にて、その瞬間のストリームを再生・可視化できます。

これにより、今まで不可能であったトランスポートレイヤで発生した機器間の事象の再現を実現し、問題の把握、切り分け、修正に威力を発揮します。
また、事象が発生した同一環境にて異なるメディアGW(ST2110 ->SDI)を用いて構成した場合等の比較を行い、機器間の特性の違いを検証することも可能です。

タップやスイッチで監視対象のトラフィックをコピーし、本製品へ接続します。

Hitless(ST2022-7)構成の場合、同一コンテンツを流すA系、B系のトラフィックそれぞれを各ポートへ流します。

複数の異なるコンテンツのトラフィックをモニターしたい場合は、アグリゲーションをして1つにまとめることで、2ポートで、3つ以上のトラフィックを同時に監視することができます。 複数のトラフィックは、IPアドレスを指定することで、個別に表示、解析が可能です。

 

映像・音声・ANC解析

 

 

 

本構成例ではST2022-7で構成された2系統(A/B)のパケットをSiriusが取得し、捕右衛門でモニタしています。
捕右衛門でパケットロスがA/B両系で確認された為、捕右衛門はその期間のパケットをAnchor(リプレイモード)に転送するようSiriusへ命令を送ります。

今回の構成では、Siriusはその際、A系、B系には取得したオリジナルのパケットをAnchor(A/B)に転送しますが、新たに作成した”c”系にはSiriusに実装されたHitlessエミュレーション機能を用いて、A系B系両方のパケットから抽出した補償パケットを転送します

なお、Siriusにより作成される新たなC系のパケットは、Class等のパラメータとして作成することができ、これは市販のメディアGW(ST2110->SDI)が実装するHitless機能(ST2022-7)を模擬することができます。 
                                          
本システムを用いる事で、過去に発生したトランスポートレベルの問題をいつでも再現・検証することが可能です。

注:
・全ての機器は常時同一のPTPクロックで同期されている必要が有ります。
・本構成ではSirius、Anchorともにパケットキャプチャ/リプレイにて機能を固定していますが、
 モード変更をする事で、其れ其れ何方の機能でも使用する事が出来ます。
 この為、単純なキャプチャ・リプレイ(捕右衛門が無い構成)の場合は、Sirius/Anchor1台で
 システム構成が可能です。

  • 映像・音声・ANCを個別でリアルタイム監視
  • ストリームごとのIPG(Inter-Packet Gap)のジッターを解析
  • RTPエラー(パケットロス、シーケンス異常)を自動検出・エラー表示
  • Hitless(ST2022-7) Class AーDまでの閾値を元にエラー表示
  • 複数ストリームの同時監視可能
  • PTPのGrandmasterとFollowerの関係を自動検知、やり取り内容を可視化
  • Web GUIを介した簡単操作
  • 統計情報グラフの大部分はマウス操作のみで可能な直感的かつ簡易なUI