ネットワークマスタ・ギガビットイーサネットテスタ

ネットワークマスタ・ギガビットイーサネットテスタ

IP系 試験・測定・監視・検証機

 

小型・軽量、簡単操作
ハンドヘルドタイプのギガビットイーサネット測定器

イーサネット回線は、アクセスネットワークのブロードバンド化、キャリアイーサネットサービスの拡大、モバイルバックホールのイーサネット化に伴い、年々増加しています。
また、ネットワークを利用したサービスの多様化により、ネットワークに求められる品質要求は非常に厳しくなっており、
開通時の正確なパフォーマンス測定や、素早い障害解析が求められています。
ネットワークマスタ・ギガビットイーサネットテスタは、
優れた操作性や試験の自動化でイーサネット回線開通試験時間を短縮するとともに、
ハンドヘルドタイプでありながら多様な測定機能を併せ持つため、
作業者が毎日持ち歩くことで、
障害発生時にもすぐに駆けつけて解析作業ができる、ギガビットイーサネット測定器です。
  • 小型・軽量(約800g)のギガビットイーサネット測定器
  • 電気・光(SFP使用)のさまざまなインタフェース規格に対応
    • 10/100/1000BASE-T
    • 100BASE-FX/LX
    • 1000BASE-SX/LX/ZX
  • 多段VLAN(Q-in-Q)、MPLS、IPv4、IPv6に対応
  • 開通試験での正確なパフォーマンス測定と開通時間短縮を実現
    • テストオートメータにより、複数測定を自動実行、結果を自動保存
    • テスト結果を合否判定、グラフィカルメータで画面表示、CSV、PDFレポートを出力可能
    • Ping、Traceroute、RFC2544準拠テスト、Ramp状データ発生など、さまざまな測定に対応
    • サービス断時間測定で、VoIP、IPTVなどリアルタイム性の必要なデータを試験
    • FTP/HTTPダウンロード測定により、実使用におけるパフォーマンスを確認
    • リモートGUIにより、ネットワークセンタから遠隔地の測定器を直接操作
    • 2ポート同時測定により、多ポート回線開通試験時間を短縮
    • 電気UTP/STPケーブル測定、光パワー測定、光ファイバ端面チェックなど、物理層試験機能も装備
  • 回線の保守、障害解析に威力を発揮
    • 2ポートを使用して、インバンドスルー測定が可能
    • 上り方向、下り方向のパフォーマンスを個別、または同時に測定
    • フロー別拡張統計情報で、キャプチャを行わずにエラーストリーム特定、ネットワーク攻撃、占有ユーザ特定

優れた操作性と高い可搬性で作業効率向上をサポート

ネットワークマスタ・ギガビットイーサネットテスタは、シンプルな画面構成を持つだけでなく、
テストオートメータ機能による自動化試験機能に対応するため、
複雑な試験環境も容易に構築できます。
このため、作業者にかかる負荷が軽減でき、現場での作業効率向上が図れます。
また、小型・軽量のハンドヘルドタイプ筐体で可搬性にも優れています。

クイック起動
電源投入から15秒で測定を開始でき、待ち時間を削減できます。
バッテリー動作
バッテリーを内蔵しており、最大3時間の連続動作ができます。充電は、一般的なACコンセントからの充電だけでなく、オプションのカープラグコードを使用することで、車のシガーソケットからも充電できるため、移動時間を利用して充電ができます。
高い可搬性
小型・軽量のハンドヘルドタイプ筐体であるため、持ち運びが容易で、電車やバスなどの公共交通機関で移動する際に邪魔になりません。
高い気密性
ファンレス構造で開口部が少なく、フィールドでの使用に適しています。
4.3インチワイドスクリーン
高解像度の4.3インチカラーディスプレイを搭載し、屋内外を問わず高い視認性を提供します。
テストオートメータ機能
あらかじめ設定された複数の試験を順次自動実行する機能で、試験時間の短縮や試験項目漏れ防止に役立ちます。

ネットワークマスタ・ギガビットイーサネットテスタは、回線品質測定に適したさまざまなアプリケーションを有しており、回線導通試験、QoS検証などに威力を発揮します。試験構成は、リフレクタモードの使用や、ネットワーク側でループバックすることによるシングルエンド試験のほか、2台のネットワークマスタ・ギガビットイーサネットテスタを使用したエンドツーエンド試験、1台で2つのポートを使用した2ポート試験(スイッチルータテスト)に対応します。

テストオートメータ機能
テストオートメータ機能は、複数の測定をシーケンシャルに実行する機能です。あらかじめ、それぞれの測定に対するパラメータを設定しておくことで、ボタン1つですべての測定が実行されます。これにより、現場での設定が簡素化できるだけでなく、測定項目の漏れを防ぐこともでき、作業効率の向上が図れます。また、測定結果は自動的に内部ストレージに格納できるため、誤って結果を消してしまう恐れもありません。
レポート機能
PDFまたはCSV形式でのレポート生成機能を有しています。このレポートファイルは、USBを介して外部に取り出すことができるため、現場でレポートを提出することもできます。
合否判定、グラフ表示
測定結果は、数値だけでなく、合否判定やグラフで表示することができ、現場での作業を効率良く実施できます。
RFC2544テスト(オプション)
RFC2544ベンチマーキングテストに準拠した自動測定機能を有しているため、簡単な設定でネットワーク/装置のパフォーマンスを測定できます。●シングルエンドテスト
リフレクタなどを使用することで、1ポートで試験を行います。1台でネットワークの折り返しでのパフォーマンス測定ができます。● エンドツーエンドテスト
異なる地点に設置されたネットワークマスタ・ギガビットイーサネットテスタ同士をマスタ/スレーブモードで動作させることで、片方向ずつのネットワーク品質の測定ができます。非対称ネットワークの品質測定に適しています。● スイッチルータテスト2つのポート間で試験を行います。スイッチやルータなどの装置の測定に適しています。

ネットワークマスタ・ギガビットイーサネットテスタは、開通後の保守作業を容易にする機能を備えています。

フロー別拡張統計情報(オプション)
送信元/先アドレスやVLAN、MPLSでフィルタしたストリームを最大63チャネルモニタリングできます。これまでは、キャプチャ専用機やPC上のソフトウェアで行ってきた、エラーを起こしているストリーム、帯域占有ユーザ、ネットワーク攻撃などの特定を簡単に行えます。

2ポート同時使用
ネットワークマスタ・ギガビットイーサネットテスタは、2ポートを同時に使うことができます。多ポート開通時の測定時間を短縮でき、また保守時には、パススルーモニタリングや双方向のモニタリングが行えるため、故障箇所の解析を強力にサポートします。リモートGUI(オプション)
USB-Ethernetコンバータ(オプション)をUSBコネクタに接続することで、外部PCのWebブラウザからイーサネット経由で直接ギガビットイーサネットモジュールを操作できます。中央ネットワークセンタからモバイルのBTSなど、現場の支援や、長期間の回線監視をサポートします。

1564テストは、最大32個までの回線サービスを同時に実行することで測定時間を短縮できる、回線開通に最適化されたテストです。
2種類のテストで構成されます。

    • コンフィギュレーションテスト:規定された最大帯域でのパフォーマンスを回線ごとに測定します。
    • パフォーマンステスト:RFC2544相当のパフォーマンスを複数の回線サービスで同時に測定します。

 

ITU-TY.1564テスト

イーサネット
インタフェース
コネクタ 電気インタフェース:RJ45コネクタ
光インタフェース:LCコネクタ(SFP使用)
伝送方式 電気インタフェース:10BASE-T、100BASE-TX、1000BASE-T
光インタフェース:100BASE-FX/LX、1000BASE-SX/LX/ZX
デュプレクスモード 10BASE-T、100BASE-TX:全二重/半二重
1000BASE-T、100BASE-FX/LX、1000BASE-SX/LX/ZX:全二重
モード モニタ/ジェネレータモード、パススルーモード、リフレクタモード
光モジュール*1 最小受光感度および波長範囲 光出力範囲および波長範囲
1000BASE-SX
850nm マルチモード
–17dBm 770nm~860nm –9.5~–1.5dBm 830nm~860nm
1000BASE-LX
1310nm シングルモード
–20dBm 1260nm~1580nm –10~–3dBm 1285nm~1343nm
1000BASE-ZX
1550nm シングルモード
–22dBm 1260nm~1580nm –3~+5dBm 1480nm~1580nm
100BASE-FX
1310nm マルチモード
–31dBm 1260nm~1570nm –20~–14dBm 1270nm~1335nm
100BASE-LX
1310nm シングルモード
–28dBm 1260nm~1570nm –15~–8dBm 1261nm~1360nm
ジェネレート フレームフォーマット Ether Type II(DIX v.2)、IEEE 802.3 with 802.2(LLC1)、IEEE 802.3 with SNAP
トラフィック生成/モニタ
送信レート:
ラインレート以下で可変、ユニキャスト/ブロードキャストフレーム混在可能
送信モード:
一定、ピーク保持、ノコギリ波、三角波
フレームサイズ:
46~10000byte、固定/ステップ/ランダム
フレーム設定:
送信元/宛先MACアドレス、送信元/宛先IPv4アドレス、送信元/宛先IPv6アドレス、IPヘッダのDSCP/TOSフィールド、VLAN(最大3段)、MPLS(最大3段)、UDP/TCPポート番号 *宛先MACアドレスARP対応、送信元IPアドレスDHCP対応
ARP:
リクエスト送信、受信オン/オフ、Ping:リクエスト送信、受信オン/オフ
ポーズフレーム:
リクエスト送信、受信オン/オフ

測定結果

 毎秒・累計:
フレーム数合計、ビット数合計、使用率、スループット、ブロードキャストフレーム数、エラーフレーム数、フレームロス、フレームロス率
 グラフ:
使用率、Txスループット、使用率、Rxスループット、エラーフレーム
 サービス断時間(SDT):
SDT判定値、最小値、最大値、平均値、合計、カウント数、最終フレーム受信時間、合計テスト時間、SDT%
フロー別拡張統計情報: (オプション)
選択したフィルタを通過した最大63チャネルのフレーム数、ビット数、エラー数、フレームサイズ分布
モニタ ステータス リンク状態、信号とフレーム使用状況、エラーフレーム、Rx/Txフレーム数、リンク時間、リモート障害、リンク速度、デュプレクス、MDI/MDIX、インタフェースタイプ、リンクパラメータ(ポーズキャパブル、アシンメトリックポーズリクエスト)、ローカルクロック(1000Mbps時のみ)、DHCPリース時間、光パワーレベル
統計情報 合計フレーム数、ユニキャスト/マルチキャスト/ブロードキャストフレーム数、タグなし/1段/多段VLANフレーム数、ラベルなし/1段/多段MPLSフレーム数、ポーズフレーム数、FCSエラー、フラグメント、オーバーサイズ、アンダーサイズ、コリジョン、プリアンブル違反数、IFG違反(SFP非使用時の10BASE-T/100BASE-TX)、拡張IFG違反(SFP)
イベントログ テスト中の主要なイベントのログ取得
タイムスタンプ精度:1秒
テスト
アプリケーション
ケーブルテスト リンク速度、デュプレクス、MDI/MDIX、ピンマッピング(10BASE-T/100BASE-TX時:Tx/Rx、1000BASE-T時:DA/DB/DC/DD)、ケーブルステータス、障害箇所までの距離、極性、スキュー(1000BASE-T時)
BERテスト
送信機能:
ジェネレート機能を使用したフレームパターン、アンフレームパターン
受信機能:
テストパターン内のビットエラーカウント
テストパターン:
FOX、all 0、all 1、0101、1010、PING、PRBS9/11/15/20/23/29/31、HF test、CRPAT、JIPAT、SPAT

シーケンスエラーおよびシーケンス同期ロストの検出

Pingテスト IPv4/IPv6
テスト期間:連続、指定フレーム数、指定時間
フレームインターバル:0~60秒(1秒間隔、0秒時は連続送信)
フレームサイズ:54~10000byte
タイムアウト時間:1~15000ミリ秒
結果:応答、ラウンドトリップタイム
Tracerouteテスト 設定項目:試行回数、最大ホップ数、Ping回数、タイムアウト時間
測定結果:ホップ番号、応答機器IPアドレス、ラウンドトリップタイム(最小、最大、平均)
RFC2544テスト
(オプション)
テスト種類:RFC2544スループット、RFC2544レイテンシ、RFC2544バースト
テストモード:スイッチルータテスト、シングルエンドテスト、エンドツーエンドテスト
測定結果:スループット、フレームロス、レイテンシ、パケットジッタ、バックツーバック
マルチストリーム
(オプション)
最大8ストリームを個別設定可能
ストリームごとのフレームロス数/レート、送受信フレーム数/バイト数
HTTP/FTPテスト テストモード:HTTPダウンロード、FTPダウンロード
測定結果:転送ファイルサイズ、スループット(最小、最大、平均)
リフレクタモード 送信元/宛先MACアドレス、IPv4アドレスを反転して再送信
内部遅延時間:2.44μs(1000Mリンク時)、5.16μs(100Mリンク時)、31.93μs(10Mリンク時)
その他 内部メモリ 40MB、設定/結果/画面コピー保存用
USB USB 1.1×2ポート(タイプA×1ポート、タイプB×1ポート)
ディスプレイ 4.3インチTFTカラーLCD(480×272)
言語 英語、日本語、中国語(簡体、繁体)、スペイン語、ドイツ語、フランス語、韓国語
電源 専用のバッテリーパック、または単3のNi-MH電池4本
ACアダプター:100V~240V(50Hz/60Hz)
バッテリー 駆動時間:連続3時間(テスト設定による)
充電時間:電源オフの状態から4時間(代表値)(+10~+30℃)
寸法 MT9090A:190(W)×96(H)×18(D)mm
MU909060A1/A2/A3:190(W)×96(H)×30(D)mm
質量 ≦800g(本体、モジュール、専用バッテリーパックを含む)
温湿度範囲 動作時 温度:0~+40°C、湿度:≦85%(結露なきこと)
保管時 温度:–20~+60°C、湿度:≦80%(結露なきこと)
振動 IEC 60 068-2-6 FcおよびIEC 60 068-2-64 Fh
防塵 JIS C0920 IP51
EMC EN61326-1、EN61000-3-2
レーザ安全規格*3 IEC 60825-1: 2007: CLASS 1
21CFR1040.10*2(MU909060A1/A3に適用)
  • *1:本製品の応用部品のSFPの数値です。
  • *2:「Laser Notice No.50」(2007年6月24日発行)に準ずることにより生じる逸脱を除く。
  • IEC 60825-1および21CFR1040.10に適合*3: レーザ製品の安全対策:本製品は、光安全標準であるIEC 60825-1および21CFR1040.10に適合し、右記ラベルが製品に貼られています。